新潟市議会 2022-12-14 令和 4年12月定例会本会議−12月14日-05号
自然豊かなこれらの湿地は、一方で昔から人々の暮らしと関わりの深い場であり、稲作や漁業のほか、佐潟におけるヨシ刈りや泥上げなどの潟普請など、地域ごとの保全、利活用が行われ、また学校田など環境教育の場としても活用されてきました。 湿地は、人と自然の共生の場であるとともに、都市部においても水辺の自然を感じられるなど、市民の憩いの場でもあります。
自然豊かなこれらの湿地は、一方で昔から人々の暮らしと関わりの深い場であり、稲作や漁業のほか、佐潟におけるヨシ刈りや泥上げなどの潟普請など、地域ごとの保全、利活用が行われ、また学校田など環境教育の場としても活用されてきました。 湿地は、人と自然の共生の場であるとともに、都市部においても水辺の自然を感じられるなど、市民の憩いの場でもあります。
一方で、昔から里潟として人々の暮らしと関わりの深い場であり、ラムサール条約湿地佐潟におけるヨシ刈り、泥上げなどの潟普請など、それぞれの潟において住民による保全活動を行いながら、漁業などのほか、イベントや環境教育の場として利活用しています。 今年5月には、これらの取組が湿地の保全、再生、環境教育等に関する国際基準に該当するものとして、国内初のラムサール条約湿地自治体認証を受けたところです。
これらの湿地において、稲作や漁業のほか、佐潟におけるヨシ刈りや泥上げなどの潟普請、学校田による環境教育など、地域ごとの賢明な利用、ワイズユースを行ってまいりました。 今回の認証により、本市の豊かな自然環境を国内外に発信していくほか、湿地の保全や湿地が持つ多面的機能を生かした賢明な利用がさらに促進されるよう、さらなる機運醸成につなげてまいります。
一方、荒れた谷津田の奥部でのヨシ刈り、田んぼの水張り、水路の泥上げ、里山ではシノダケの草刈りなど、適度に人の手が加わることで豊かな生態系が回復することは、市民によるさまざまな取り組みの中で既に明らかになってきています。 これらを整理し、市として保全の具体的目標を持ち、取り組みを進める指針とすることが求められます。幸いいずみ地区では農村景観が念入りな調査で検討され始めています。